【第2章:見えないものが、すべてを動かしている】MANAの不思議な旅|〜ハワイの叡智~

MANAの不思議な旅|〜ハワイの叡智~』は、
古代ハワイから受け継がれる「カフナプリンシプル」の格言をもとにした物語。

 

第1幕:「目覚めの島」

第2章:見えないものが、すべてを動かしている

 

MANAは星々が瞬く夜空を見上げながら、ふと思いました。

 

「エネルギーは形を変えながら巡る…
じゃあ、その動きをどうやって知ることができるの?」

 

答えを求めて、MANAはTūtūのもとを訪れました。

 

Tūtūは穏やかに微笑み、MANAにそっと問いかけました。

 

「MANA、お前は風を見たことがあるかい?」

 

MANAは首をかしげました。

 

「風は感じるけど、見えないよ」

 

Tūtūはやさしくうなずきました。

 

「そうだよ。
でも、風が吹けば木々が揺れて、波が立つでしょう?
風のエネルギーは、起きる出来事によって私たちに伝わるんだよ」

 

MANAの目が輝きました。

 

「つまり…エネルギーは“現象”として感じられるってこと?」

 

Tūtūはあたたかく頷きました。

 

「そうだよ。
それを感じるために、また島の流れに耳を澄ませておいで」

 

MANAは、再び島を巡る旅へと出発しました。

 

 

🌬️ 風のささやき

 

彼女が海辺に立つと、風が頬を撫で、波が大きく揺れていました。

 

「風さん、あなたの力はどこから来るの?」

 

風はそっとささやきました。

 

「私はね、
太陽と地球のあいだで生まれる流れ。
あたたかい空気と冷たい空気が出会って、私の動きになるんだよ」

 

MANAは目を見開きました。

 

「風って…ただ気まぐれに吹いてるんじゃないんだね?」

 

風は心地よく吹きながら、静かに伝えました。

 

「うん、すべての動きには理由がある。
そしてその動きが、世界に変化を起こしているの」

 

 

🌊 波のリズム

 

MANAは海に足を浸しました。
波は静かに満ちては引いていきます。

 

「この波も、エネルギーの動きなの?」

 

海がやさしく答えました。

 

「そうよ。
私は、風と月の力で動かされているの。
風が吹けば踊り、月が引けば私は満ちて、また戻る」

 

MANAは考えました。

 

「このリズムを知っていれば…
エネルギーを自分で整えることもできるのかな?」

 

海はキラキラと揺れながら、こうささやきました。

 

「もちろん。
流れを感じることができれば、
あなた自身の現実も、変えていけるのよ」

 

 

🔥 火の舞い

 

MANAは火山のふもとへ向かいました。
炎が、ゆらゆらと静かに燃えています。

 

「炎さん、あなたもエネルギーの流れを持っているの?」

 

炎はやわらかに揺れながら答えました。

 

「もちろん。
私は、酸素と熱が出会って生まれる。
風や燃えるものの種類によって、私の形は変わっていくの」

 

MANAはじっと見つめながら言いました。

 

「強くなったり、弱くなったりするのも、
何かに影響を受けてるからなんだね」

 

炎は明るく光りながら、頷きました。

 

「そう。
エネルギーはいつも、何かに響いて動いているの。
その“動き”が、あなたの世界をつくっているのよ」

 

 

✨エネルギーの流れを感じて

 

MANAはTūtūのもとへ戻りました。

 

「Tūtū、わかったよ!
エネルギーは目には見えないけど、
現象としてその動きがわかる。
そしてリズムを知れば、
私も自分の流れをつくっていけるんだね!」

 

Tūtūはやさしく微笑みました。

 

「その通りだよ、MANA。
すべてのエネルギーは影響し合っていて、
その流れの中に、あなたも生きているんだよ」

 

MANAは星を見上げました。

 

「この流れをもっと知りたい…
次は、どこへ向かえばいいのかな?」

 

Ke ALA Hōkū――星の道は、
また新たな学びへと彼女を導いていきます。

 

To be continued…

 

 

星の声に耳をすませて、
わたしは今日も、自分の光を信じて進む。
Aloha e, Nāna‘ikāpono.

 

 

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